カーポートの火災保険申請は見積もり次第で金額が変わる
株式会社ゼンシンダンでは、全国で火災保険申請と工事を一括して請け負っております。
今回は、車を守る【カーポート】の保険申請について細かく説明させて頂きます。
保険は申請主義の為、見積もりが重要です
火災保険での風水害の支払いは、損害があった箇所の現状復帰費用として認定されます。
実際に現状復帰費用を何をもとに判断するかは、業者さんが出した見積書になります。
この見積書と写真でいくら支払うかを、損害保険会社の支払い部署が決めます。
よって、その見積書がカーポート本体ごとの交換ですと50万~100万ぐらいになりますが
一部の屋根材だけの補修ですと5万~15万になります。
※上記金額は相場になりますので実際に採寸と品番によって異なります。
見積もりが1番・2番が写真撮りです
大体保険鑑定側からすると上記のような写真のみが送られてきます。
この写真だけですと、屋根材が飛んでいるのはわかりますが、どこまでの修繕が必要かはわからないので屋根材だけの
新設で数万の認定になります。
実際に2019年の千葉県での台風15号では申請して1か月もたたないところで1つの保険会社で申請数が45000件以上ありました。
こうした件数を捌くのは保険会社であり、そこから依頼された鑑定会社です。
実際にすべての現場を見て精査は現実的ではないので、資料(見積もり・写真・図面・施主や工事見積もり業者への確認)がほとんどになります。
実際に被害にあってから、こうしたノウハウを詰めるよりも台風が来る前に知っておきたい情報を株式会社ゼンシンダンでは
発信しております。
カーポートの種類は基本的に3種類だけ
- 基本形態 2台用など
- M合掌
- Y合掌
2台用は一枚もので横に広がっている形態です。
こちらの場合ですと、工程を含めた見積もりの方が保険会社は認定しやすいです。
M合掌の形態ですと、実際にどこまでの範囲が修繕が必要かによって保険会社が判断をしますので全景写真と出来れば図面があってどの箇所がどのぐらい破損しているか?が焦点になりますので是非業者様には図面も依頼して下さい。
Y合掌も同様に図面があれば認定金額が正確に出しやすいので図面提出をオススメ致します。
※保険金請求書には図面を書く欄がありますがなくても問題はありません。
保険申請の期限は?
台風や自然災害によって壊れた建物や部材は、法律的に3年以内なら認定されます。
しかし、上記の千葉県での申請の件数もありますが早ければ早いほど認定率・認定金額が変わってきます。
あまりにも時間がたってしまうとGoogleでその際の現状を確認したり、
被害後の色あいなどをみて判断になってしまいます。
よって、株式会社ゼンシンダンでは現状被害自覚がなくても無料で建物診断を行います。
先に治してしまっても申請は可能
保険を使えるというのを知っているひとは多くはありません。
保険会社さんからすると申請をされると否決か認定かを判断しなくてはいけない為人件費や鑑定費がかかります。
よって申請をされないのがbestです。
そのため、保険代理店さんに相談すると屋根材が飛んでないとダメですなど電話で断られるケースもあります。
株式会社ゼンシンダンではそういった申請方法についてもアドバイスさせて頂きます。
またタイトルにある通り、先に施主様が実費で支払いになった金額も適用になる工事であればお金が戻せるかもしれません。
保険適用として、細かいところで言いますと
- ポスト破損
- フェンスの曲がり
- 物置のへこみ
- 笠木の浮き
なども認定されています。
申請主義の為、ダメそうなものも見積もり・写真には入れて判断を保険会社に仰いで下さい。
記事監修者紹介
![]() 【一級建築士】登立 健一 株式会社ゼンシンダンのwebサイト監修の他、一般社団法人 全国建物診断サービスの記事も監修。 |