火災保険の比較は保険金よりも支払い実績を元に考えるべし
この記事では、保険金比較の【入口】ではなく、実際の支払いからみる【出口】で比較の提案をしている記事です。保険金の支払い実績について気になっている方は参考にしてみてください。
目次(▼タップで項目へジャンプします)
出口の支払い金額からみる火災保険会社の比較
直近のお支払い金額から見て保険会社毎に傾向があります。 2019年は千葉の台風・2018年は大阪の台風がありましたが2017年だとそこまで火災保険料の支払い対象になる自然災害が発生してなく各社とも黒字傾向です。
あいおいニッセイ同和損保とAIGを比較
上記のグラフを見て下さい。
2018年は大阪の台風があり60億とマイナス計上ですが、2019年の千葉の台風がきても57億円もの利益が出ております。
2020年には九州で台風10号が被害を出しましたが、それ以外は上陸がなくもっと利益を出しているでしょう。
そんな中でもこの火災保険申請はダメという風潮が広がっておりますが金融庁が正式に保証として認定している風害だったり、衝突だったりするのを判定する仕事が損害保険会社の役割です。
AIGは2017年2018年2019年全て赤字です。 ※火災保険単体の場合
現場でのAIGからの派遣している鑑定会社でもAIGは比較的よく降りる保険会社です。
損保ジャパンと東京海上を比較
住宅金融公庫の主幹事会社として、保有数が多く支払いの件数も多い会社です。
沖縄県などでは、損保ジャパンか大同火災が9割のシェアを占めていたり、独占しているところが強みです。
この台風申請の鑑定でも、基本的に【大手】の鑑定会社が現場査定にくることが多く、町の工務店に直依頼などはないので精査は安定しております。
東京海上の場合、リーディングカンパニーとして損害保険会社を牽引している会社として利益も500億と他の会社と比べても秀でています。
東京海上の申請案件では、東鑑という繋がりがある鑑定会社がくることが多いですが鑑定人交渉でも被保険者様側の立場と保険会社側の立場両方の目線で判断してもらえることが多いです。
楽天損保を比較
後発の火災保険会社として楽天損保は投資家の間ではおりやすいとされております。
実際に火災保険料の支払いでも楽天ポイントが増えたり、他の楽天の商品を広げる為の事業としてみている為高額認定が多いです。
なぜそこまで保険会社毎に自然災害承認額に差が出るのか
こちらは弊社の実績から算出した平均承認額になります。
実際に申請したあとに、提出金額や破損範囲・現場写真によって保険会社側が現場に鑑定人を依頼する場合があります。
その鑑定人も各保険会社が決めておりますので、おりやすい鑑定会社だったり、最初から査定を厳しくしてくる鑑定会社もあり実損金額に差が生じているのが現状です。
今なら問い合わせの申込で、5000円キャッシュバックキャンペーン中!
お申込み、お待ちしております!
記事監修者紹介
![]() 【一級建築士】登立 健一 株式会社ゼンシンダンのwebサイト監修の他、一般社団法人 全国建物診断サービスの記事も監修。 |