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屋根・瓦を修繕した事例

太陽光パネルも火災保険申請出来るのをご存じですか!?

政府が補助金や余剰電力買取制度(売電制度)といった支援を行ったこともあり、あれから数年、私達の修繕工事でも、屋根に太陽光発電を備えているお家が増えてきました。
保証期間が切れ、付けてもらった会社に相談をするが実費がかかり迷っていると相談が多かったのでこの記事では
火災保険を活用した修繕方法やお金を残す方法をお伝えいたします。

自然災害の被害であれば加入している火災保険や火災共済の対象になるかもしれません

昨今、異常気象と騒がれることが毎年起きております。 地震もいつどこで起きるかわかりません。 台風は毎年30個発生すると言われております。
2020年は上陸した台風が少なかったものの来年の2021年はどうなるかわかりません。
この台風によって何か物が飛んできてパネルが破損したときにも火災保険は申請出来ます。

こちらの画像の様に【風害】として台風や春先の突発的な風による災害を火災保険では保証しております。
しかし、ほとんどの方が申請をあげておりません。

太陽光パネルの火災保険申請は申請主義

火災保険は医療保険などと同じで保険をかけている人から被害があったという申請・申告をしなくてはなりません。
その申請・申告をして初めて保険会社が査定に入ります。 一部JA共済などでは、大雪が降った地域に職員が出向き明らかな破損個所のみを算出して
20万円から30万円のお見舞金をお支払いしている事がありますがこれも、目視による一部損害のみの算出の為我々プロに依頼した方がより高額の認定。
そしてしっかりとした調査報告書が作成出来ます。

素人の人がご自身で申請する難しさ

この一連の流れを建築と保険に携わってない方が行うことはかなり難しいです。
決めてとなるのはポイント3の報告書の作成ですが、屋根への昇降の危険性などもあります。
実際に、現場でのみるべく点はこちらです。

ここまで細かく現場でチェックをします。
その中でも重要な認定されやすい点をご紹介いたします。

風害 [屋根部棟板金・太陽光パネル・アンテナ・樋ハズレ・漆喰剥がれ・笠木・フェンス・カーポート等]
雪害 [雨樋※既存同等品 軒だけでの提出の方が良い場合もある カーポート※屋根材のみか全交換かは保険会社によって異なる]
地震 [民間の保険会社の場合国の保証になるので見積もりは不要。 ツーバイフォー工法のみ半損害・全損害を狙える 共済の場合にはタッチアップなども含めて被害金額の50%の支払い]
飛来物・衝突跡 [外壁や店舗でのトラック搬入時等の被害]

報告書の写真がどの見積もりで何カ所・何mなのかをわかる書類づくりが必要です。

また必要によっては、図面を付けて整合性を高めた方が良い保険会社もあります。

噴火でも対象になる地震保険の詳しい仕組みはこちら

蓄電池などの後付けも対象になります

先日菅首相が、日本の温暖化ガス排出を2050年に実質ゼロに。
という発言からも、今後さらに次世代エネルギーが注目され、合わせて少子化・過疎化と、土地の有効利用としてこのような風景も見慣れてくるのでしょう。
まだまだ蓄電池も設置費用が高く一般家庭まで普及してないのが現状です。
太陽光設置会社が次の商材として蓄電池を営業しておりますが、この蓄電池も災害で倒れたりへこんだりしても対象になります。
もちろん、蓄電池以外の後付けの物置や、室外機やご自身で作成したウッドデッキなども対象になるので、申請する際は全てチェックして下さい。 

ゼンシンダンでは全国を対象に申請サービス・工事サービスをご提供しております

日本では台風などによる暴風や突風、竜巻による被害は多いのです。
強風により災害が起こるおそれがあるときは強風注意報が発表され、重大な災害が起こるおそれがあるときは暴風警報が発表されたりしますよね。
とはいえ、一部の地域に竜巻や突風が吹いた場合には、公式に発表されている数値よりずっと大きい可能性が高いのですが、なかなかそれを証明するとなると難しいですよね。

私達のところには、毎日、色々なご相談の電話が入ります(もちろんメールやHPのお問合わせを利用する人もいらっしゃいますよ)。

放置した損傷が広がり、ある日、その破片が飛ばされて、隣近所にご迷惑をかけてしまったら…そんな不安もあるようです。
確かに考え出すと心配は尽きないかもしれませんが、そうなる前に把握しておけば、対処も出来るし、何でもなければ安心できますしね。
それから、もしも将来、本当に保険申請をする際には、前後の状態の比較、証明する材料にもなるんです。

それから、最後にひとつ、私達は、頼まれてもいないのに勝手にお家を調査するような事はいたしません。

事前に、きちんとご説明させて頂いた上で、ご契約書を交わしてから調査に伺いますので、ご安心を。



記事監修者紹介


【一級建築士】登立 健一
株式会社ゼンシンダンのwebサイト監修の他、一般社団法人 全国建物診断サービスの記事も監修。